2011年6月3日金曜日

岩手県復興ビジョンへ意見交換会

 写真は、陸前高田市の気仙中学校、3階まで津波の被害である。5月31日、長部小学校の避難場所での炊き出し訪問の途中に写す。


 大船渡合庁へ52名(名簿)


 6月3日午後1時30分から大船渡地区合庁にて、岩手県復興ビジョンへの意見交換会が開かれた。夢ネット大船渡へも出席要請があり、2名出席した。当日の名簿によれば52名の出席者であったが数名の欠席者があったようだ。


 復興の基本目標は、たたき台として「 人と自然が共生し 人と人がつながり躍進する 安全で豊かなふるさと岩手の再生 」とし、再び人命が失われるような津波災害を今回で終わりにする」という決意のもと、津波災害に強い安全・安心の地域社会づくりを通じた復興を実現する。等々


 私は次のような意見を発言した。①今回の被災地に住宅を建設せず、高台へ住宅地を作って移動する。現在の道路よりさらに高台へ道路を新設し、現在の高台の道路との間を宅地にする。2年間で仮設住宅を出るので、この2年間により高田へ新たに道路を作る。②広島の原爆ドームを保存しているように、津波災害を後世へ伝えるためにも、津波記念建築物を保存すべきである。③雇用の場をつくる。働く場所、すなわち収入を得る道が出来て初めて復興である。ついては、漁業や水産加工業が栄えるような支援が必要である。

 私を含めて9名が発言した。


 この件について、6月21日には県議会議員から意見を求められているので、さらに多くの方々の意見を聞きながら、よりよい岩手県復興ビジョンになるよう発言したい。皆様のご意見をお知らせください。




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